還暦過ぎの750乗りだった年寄りの日記。

平成のおわりと、ほぼ時を同じくして定年を迎えました。愛機Z750Fourのこと、趣味のこと、日々の出来事や思い出話を徒然なるままに記していきます。

ピースサインのこと①

 

私が読者になっている

mokatrip.hatenablog.com

さんの記事に「ツーリング中のピースサイン

(今はYAEH!というらしいですが)についての

お話があったので、思い出すことなどを徒然に。

 

私が初めてピースサインを出し、また、もらったのは

もう四十年近く昔。北海道でのことでした。

その当時はまだ中型免許も所有しておらず、

普通四輪免許で、従兄からもらったスーパーカブ

乗っておりました。それほど二輪にのめりこむわけでもなく、

本当にアシとしてバイクに乗っていたのです。

そんな私が、21歳の時、夏の北海道を車で旅した時のこと、

キャンプ道具など一切なく、車のリアシートに毛布を積み、

食事は外食、夜になったら適当な場所に車を止めてリアシートで

毛布にくるまって寝る、といういい加減な旅でした。

ちなみに、車は昭和53年式いすゞジェミニ1600LSセダンでした。

この記事に鼻先が写っている、こいつです。

blog.hatena.ne.jp

 

オホーツク海を見て、宗谷岬まで行く、

というだけの大雑把な計画で北へ向かったのですが、

これ以上この話を続けるときりがないので、

本題に入りましょう。

北海道で感動したのは、雄大な自然、おいしい食べ物、

そしてオートバイ乗りたちが交わすピースサインでした。

で、それが羨ましくなった私は、車の運転席から、

行き交うオートバイ乗りたちにピースサインを出してみたのです。

すると、皆、ピースサインを返してくれるじゃないですか。

多分、「変な奴!」と思われていたでしょうけどね(苦笑) 。

嬉しかったし、自分もオートバイ乗りになってピースサインをしたい、

と思うようになったのです。

 

また、北海道をのんびり走っていて、

後ろから来たオートバイたちに追いつかれた際、

左ウインカーを出して左により、お先にどうぞをすると、

どのオートバイも左手を軽く上げて抜いていくのです。

左手一つでお互いの意思が疎通できる、なんて素晴らしいんだ。

 

そんなことがあって、二輪の旅に憧れ、最終的には限定解除を果たし

750に乗るようになった訳です。

ピースサインこそ、私を二輪車とツーリングに引き込んだ

最大の原因だったのです(病膏肓に入り、還暦を過ぎても
この熱は冷めてません)。

                     続きます。