またきたよ、焼き直しの記事(と少しあきれている皆さんの顔が思い浮かぶ)が。
また焼き直しなんですけど、一応手は加えていますので、悪しからず。
そろそろハロウィンらしいですね。
といっても、私にはいまだにハロウィンが何なのか、よくわかっていません。
多くの大人(ってか老人?)も同じだと思います。
ハロウィンという言葉を初めて目にしたのは、
中学校二年生(多分昭和47年)の英語の教科書。
英語の教科書って、下段に新出単語とか英米の風俗とか、
私たち日本人にはわからないことを解説してくれているんです。
そこに、ハロウィンについて以下のような記載があったのです。
「万聖節のよい祭り」と(四十八年前のことですが、はっきり覚えています)。
でも、これじゃ何が何だかわかりませんよねえ。
多分「よい」というのは、「宵」だと思うのですが、その当時は
「良い」だと思っていました。
結局、全然わからないまま、時は(四十八年の)時を超え、
現在、ハロウィンは、変な仮装をした若者(バカ者?)が街を練り歩く祭り、
に成り下がっています。
昭和四十年代の英語教科書の実力(つまりその当時の大人たちの知識量・質)が、
こんなものだったのだろうなあと思うしかないのでしょう。
いえ、教えていてくれた(昭和40年代の横浜市立瀬谷中学校に所属していた)
先生方は、本当に生徒想いの良い先生ばっかりでした。
その先生方の知識の量、質を云々ではなく、時代の違いを実感している、
ということなのです。
何はともあれ、ハロウィンを楽しむ若者たちが、他人に迷惑をかけないように、
感染症をぶり返さないように、と祈っています。