還暦過ぎの750乗りだった年寄りの日記。

平成のおわりと、ほぼ時を同じくして定年を迎えました。愛機Z750Fourのこと、趣味のこと、日々の出来事や思い出話を徒然なるままに記していきます。

かわりばえのしない日々のこと

この日(一昨日10月22日)は真冬の寒さといわれるほど寒い一日でした。

私はといえば、私用で(まあ、公用なんてございませんが)京成佐倉駅前の

三井住友銀行まで妻と一緒に車で行き、そこから特急で京成津田沼へ。

さらに京成千葉線京成千葉へ。

そこ(千葉)で本日のお勤めだったのですが、

京成臼井は通過する、特急からの印旛沼やチューリップ広場の眺めは

旅行者のそれだったと申し上げておきましょう。

 

ま、それはさておき、

京成千葉からJR千葉駅へ向かう横断歩道の手前で

(私が勤めているのは京成千葉駅からJR千葉駅の北口を向こうに渡った予備校)、

何やら人の流れが滞る一角があるのです。

何だろうと近寄ってみると、エナジードリンクモンスターの、何やらのキャンペーンで

無料サンプル(といっても355㎖入り)を配っているじゃありませんか。

 

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モンスター

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これをね

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配ってたんですよ。

当然いただきました。その時、配っていた女性と一言二言。

「これ、いただけるんですか?」

「はい。ただいまモンスターと○○のコラボを実施しておりまして、

その××でお配りしております。」

(→正直、何をおっしゃっていたのかほとんど覚えておりません。

 ごめんなさい)

という話をした後、件の女性が私のネクタイに目をつけて

 

(これが私の今日のその日ののネクタイ。青いほうです)

 

「オートバイ、お好きなんですか?

このモンスターはレーサーのロッシと△▽▼▲なんです。

スピードを上げたいときには一本飲んで行ってください。」

ということを(これもよく覚えていないんです。重ね重ねごめんなさい)

おっしゃっていたのですが、私にとってのオートバイとは

スピードを出すためのものではないのです。

件の女性に「ありがとうございます」といってモンスターを受け取った後、

ふと思ったのです。

 

私にとってのオートバイって何なんだろう?

 

もちろん好きです。

 

レースも、見ている分には楽しめることもあります。

じゃあ、スピードは?……

 

私の愛機(オートバイ)は、

新車で発売された当時(たしか昭和50年代)は国内最大排気量、最速を誇っていた

(らしい)KAWASAKI Z750FOURです。

今でも出す気になれば180㌔/hくらいは出るのでしょう。

 

が、そんな気には全くなれません。なりません。

なろうとも思いません(事故も怖いし、桜田さんも怖い)。

高速道でも80キロくらいしか出しません。

若いころはZ750FOUR初号機で

「ローで100まで駆け昇る!」などと嘯いて、高速の侵入路で

1速のまま100キロまでスピードを出してそのままシフトアップ

続けるなんていう馬鹿なこともしましたが、

この前試そうとして、オートバイから落ちそうになりました

 (年配の皆さん、気をつけましょう。体力も気力も知力も視力も、

  四十年前とは比べ物にならないほど衰えております)。

 

スピードは座って運転できる四輪で満喫しました。

今でこそ言えるのですが、M3初号機では、東関道で

200キロ/hオーバーを出したこともあります。

周りの車はみんな高速上で止まっているように見えました。

 

通勤ルートの農道(人が歩いているのは二十年来見たことなし。

イノシシは一度見ましたがw)では、

クルマの侵入を制限する、出入り口のガードレール間、

ゴルフやポロなら3分半かかるこの道のりを3分を切ることを目標に

ぶち飛ばしておりました(まあ、出勤時は遅刻しないためでしたが)。

 

ごめんなさい。四輪の話ではなく、オートバイの話でしたね。

 

いま、自分に750CCの排気量のオートバイが必要かと言われれば、

答えはNoです。

Zに乗っていても、一般道ではだいたい50キロ/H。

高速でも80キロ/h。

しかも750CCという排気量には何の意味もありません。

 

昭和の時代に国内販売が許されていた最大排気量である、というだけのことです。

今は900や1000、1300、1500CCの排気量を持つオートバイが

普通に国内販売されており、750CCなんて、ただの半端な存在です。

 

だったら高速道に乗れる最小排気量126CCでも問題はないはずです

(まあ、さすがに他人様の迷惑になる126CCで高速を走ろうとは思いませんが)。

 

じゃあ、なんでお前は時代遅れの重くて鈍重なZ2に乗っているんだ!?

 

と言われれば、答えは?

ただ、こいつが好きだから。というだけです。

 

結局、私にとってのオートバイとは、見知らぬ場所へ私を運んでくれる

鉄の馬。

何キロ走っても燃料がなくならない限り走り続けてくれる、

頼もしい相棒、なんですよね。

 

そのうち、昔のアルバムを引っ張り出して

お話したいと思います。

 

それまで、皆様ごきげんよう

 

 

あ、代り映えのしない私に代わり映えが起きそうな気配が……

 

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