還暦過ぎの750乗りだった年寄りの日記。

平成のおわりと、ほぼ時を同じくして定年を迎えました。愛機Z750Fourのこと、趣味のこと、日々の出来事や思い出話を徒然なるままに記していきます。

様々な地方で

今回の雨のせいで被災された方が沢山いらっしゃる...

 

いつからこんな地球になってしまったのだろう?

少なくとも私の六十数年の人生の中で、ここ数年の気象状況は

明らかにおかしいです。

 

半世紀前も、夏は確かに暑かった。

でも、午前中は涼しく、

「夏休みの宿題は午前中の涼しいうちに」

という言葉は確かに生きておりました。

 

横浜市の西のはずれの瀬谷という小さな町でも、

朝六時半に近くの空き地に集まってラジオ体操を終え、

スタンプを押してもらい、

宿題を始める(←ここだけウソです。ごめんなさい)。

午後になると次第に気温が上がり、夕方にかけて気温が上がっていく。

時々、急に涼しい風が吹いたかと思うと突然空が掻き曇り、ざあっと夕立が来る。

でも、その夕立は数分(長くて数十分)でやんで、黒い雲は去り、涼しい風の下、

夕日に照らされたアスファルトの道がすぐに乾いていく。

 

夕立がなくても、夜には満天の星が出て次第に気温が下がっていく...

網戸と扇風機だけで十分に夏を過ごせた、あの生活はいつの間になくなったのだろう?

 

私が四輪の免許を取ったころ、

亡父の実家(山梨県北巨摩郡。現北杜市)北部にある清里高原清泉寮まで行けば、

クーラーどころの騒ぎじゃあない、Tシャツ一枚で寒くて震えていたのを

思い出します。

 

この気候が、ガソリンによる内燃機関を愛する私たちの世代(の一部)に

責任の一端があると言われたなら、全く反論できません。

 

四輪車では地球十周分、二輪車でも二周分は化石燃料を使い、

石炭で焚いたストーブやお風呂の恩恵に預かった私に責任の

一端があると言われれば、全く反論できません。

 

もちろん、この地球規模での気候変動の問題は、

私一個人の生活スタイルに左右されるようなものではないのでしょうが、

これ以上災害が増えないよう心の中で思っている自分は、

確かにここにおります。