今日は亡父の誕生日
でして、この父親、昭和二年生まれの双子の兄なんです。
若いころは京浜急行に勤務しており、二日に一度は夜勤明けに
帰ってきて、私が幼稚園から帰ってくると部屋で布団に入って
新聞を読んでいたのを覚えております。
その後小さな運送会社に勤務していたのですが、
五十いくつかの時、結構重い脳梗塞を患い、半身の自由が
ほぼきかないまま更に十数年後、二度目の脳梗塞を発症。
車いす生活になりました。
そして今からちょうど十年前の12月31日、誤飲性の肺炎を起こして入院している最中に
三度目の脳梗塞を発症。1月4日、亡くなりました。
で、名前の話なんですよ。
父は双子の兄で昭雄(てるお、と読みます)。
双子の弟の方は和雄(かずお、です)。
父親が生きている時には聞けなかったのですが、
これって「昭和」ですよね。
誰がどんな茶目っ気があってこんな名前を付けたのか。
祖父母は何十年も前に他界しており叔父たちも全滅。
誰にも確かめようがないのが残念です。
和雄おじの葬儀の時、遺影と同じ顔(私の父ね)が
親族の席に座っているのを見た双子だと知らない参列客の方が
一瞬凍り付いた’(ように見えた)のは、不謹慎な冗談として
ここだけの話にしておいてください。