還暦過ぎの750乗り。そんなに忙しくない、趣味に溺れたい々。

平成のおわりと、ほぼ時を同じくして定年を迎えました。愛機Z750Fourのこと、趣味のこと、日々の出来事や思い出話を徒然なるままに記していきます。

受験では何が起こるかわからない

この時期、大学入試の合格発表が目白押しですね。

 

私が受験をしたころは、オンライン発表だのメールだのラインだのは当然存在せず、

合格発表は大学構内の大きな掲示板に合格者の受験番号を張り出す、という

アナクロな方法で行われていました。

 

地方の受験生はどうするのか。って?

自分の(もしかしたら不)合格発表のために遠くから

大学まで出向くなんて言う事は致しません。

当然、合格者には入学手続き関係の書類が入った

封筒が送られるのですが、何日か待たなければなりません。

 

私は東京大学(私立ですよ)を受験した、甲府に住む従妹のために

合格発表(一校は不合格発表でしたが)を見に行ったことがあります。

 

まあ、誰もが自分の受験校の近くに親戚が住んでいるわけではありません。

そんな大学から遠く離れたところに住む受験生のために

合格電報なるシステムが存在していました。

入試当日、学校の正門の近くで自分の受験番号と住所を合格電報屋に教え、

代金を支払うと発表当日、代わりに掲示板を見て結果を電報で送ってくれる、

というシステムです。

大学当局は当然関係しておらず、代金を払ったのに何も通知がないというトラブルも

多かったようで、電報屋の近くには

「合格電報は本学とは関係ありません」という張り紙が貼ってありました。

今のようにオンラインで合否がわかるなんていう時代が来るとは

夢にも思っていませんでした。

 

自分の受験番号を掲示板で見つけたときの嬉しさというのは

何とも言えません(と言っても見つけたのは二年間で二回だけだったんですが)。

合格発表の掲示板の近くには、臨時に設置された公衆電話が何台もあったことも

今は昔のお話です。

まあ、それはさておいて、標題の件です。

 

私の高校時代の友人は、二人、補欠合格で大学に進学しております。

一人は詳細を聴いていないのですが、もう一人のHは、現役時代受験校が全滅し、

「一緒に浪人しようぜ」と話をしながら高校の卒業式からHの家に向かい

玄関を開けたときのことでした。

Hのお母さんが「補欠合格の通知が来ているわよ」とHに声をかけたのです。

Hは狂喜乱舞。

一緒に浪人しようぜ、という約束は泡と消えたのでした。

 

私がB大学に入学し、最初のHR(というか、文学部文学科日文専攻Aの最初の

顔合わせ)のとき、順番に名前を呼ばれ点呼をとるのですが、返事がない

(出席していない)学生が何人かいました。

その時クラスの何か所からか「A大に補欠合格したんだ」という声が漏れてきました。

私もきっとそうなんだろうな、と思います。

名簿に名前が載っていて、でも出席していないという事は入学金、授業料を払いながら

他大学へ行ったのだろうという事は簡単に想像できます。

結構補欠で繰り上げ合格してるんだなあ、と思いつつ、

なんで自分のところには...と思ったものです。

 

私が就職して四年目、最初に担任した生徒が卒業した年のこと。

優秀だったツートップのうち一人Tは第一志望のC大学薬学部に不合格になって

浪人を覚悟していました。

駿台予備校に入学金まで振り込んでいたのです。

ところが、三月も下旬になってC大学から補欠合格の通知が来たのです。

 

結局、補欠繰り上げ合格って結構あるんだなあ、と思いますし、

標題の通り、来年度が始まるまで受験では何が起こるかわからない、というのが

本日の繰り言でございました。

 

受験生諸君、四月一日まで、受験には何があるかわかりませんよ。