ハロウィンでしたね。
過去記事の焼き直しです。
例によって加筆訂正してあります。
今年はハロウィンと満月が四十数年ぶりに重なった年だそうですね(ByNHK)。
でも、私にはまだ、はろうぃん って何なのか、よくわかっていません。
多くの大人(っつーか老人?)も同じだと思います。
ハロウィンという言葉を初めて目にしたのは、
中学校二年生(多分昭和47年)の英語の教科書。
当時の英語の教科書って、下段に新出単語とか英米の風俗とか、
私たち日本人にはわからないことを解説してくれていたんですよ。
そこに、ハロウィンについて以下のような記載があったのです。
「万聖節のよい祭り」と。
これじゃ何が何だかわかりませんよねえ。
多分「よい」というのは、「宵」だと思うのですが、その当時は
「良い」だと思っていました。
結局、全然わからないまま、時は(40年の)時を超え、
現在、ハロウィンは、変な仮装をして街を練り歩く祭り、
に成り下がっています。
昭和四十年代の英語教科書の実力(つまりその当時の大人たちの知識量・質)が、
こんなものだったのだろうなあと思うしかないのでしょう。
いえ、教えていてくれた先生方(横浜市立瀬谷中学校)は、生徒想いの
良い先生ばっかりでした。
そのことを云々ではなく、時代の違いを実感している、ということなのです。
何はともあれ、ハロウィンを楽しむ若者たちが、他人に迷惑をかけないように、
祈ります。
今年は新型コロナウイルスの所為で、渋谷に集まる若者も少ないのでしょうが、
ハロウィン本来の意味は、結局どこへ行ってしまったんでしょうか…