焼き直しその6
またまた、過去記事の焼き直しです。
ちゃんと数えたら、第六弾です。
以下、昨年の9月1日の記事です。
(honeyhornetさん、またリンク張らせていただきました。
ありがとうございます。)
毎日暑くて、バイクで出る気持ちになれません。
そんな時は、昔話に花を咲かせましょう。
年寄りの世迷言、というより、繰り言だね。
でも、まっちゃん@雨はこれからby東本昌平
が言ってた(気がする)。
「これまで生きてきた時間のほうがこれから生きる時間より長いんだ。
昔話をして、何が悪い。」ってね(すみません。趣旨はあってると思うけど、
違っていたらご指摘ください)。
昨日、honeyhornetさんのブログを読んでいたら、
「軽井沢シンドローム」とか
「彼のオートバイ、彼女の島」とか、
あまりに懐かしい作品名が出てきたので、ついコメントしてしまいました。
本日のお題は片岡義男の小説「湾岸道路」です。
内容自体は、いつもの「片岡作品」って感じで、
不思議な男女とオートバイのお話、です。
自分にとって印象深かったのは、この小説、女主人公が
湾岸道路(高速のほう)を、湾岸習志野で降り(高速を降りるとそこは、R357)、
遠くに見える(R14京葉道路幕張インターそばの)黄色の看板(マクドナルド)と、
赤い看板(ケンタッキーフライドチキン)の二店舗のうち、
黄色の店に入ってコーヒーを飲む、という描写で 終わるんです。
私は、35年前、25年間住んだ横浜を離れ、就職・引っ越しのために
愛機Z750Four初号機とともにこの首都高湾岸線、
幕張(湾岸習志野IC)に降り立ちました。
「ああ、あの小説と同じ。」と思いつつ左を見ると、埋め立て地が広がる先の、
国道14号沿いに、確かに黄色の看板と赤い看板が見えるのです。
赤い看板の店には入りませんでしたが、小説の描写と同じ風景に感激しました。
今は、二店ともありませんし、埋め立て地だっただだっ広い空き地に
立ち並ぶビル群で、幕張からR14なんて見通せません。
こんなお店や
こんなお洒落なお店が入る
こんなビルディングが立ったり、
BMWジャパンの本社ビルが建ったり(移転したけど)、
カルフール日本第一号店ができたり(今はイオンだけど)、
35年というのは、結構な時の流れなんだなあ、と
幕張に行くたびに家内や子供にこの話をするのですが、
そのたびに「また始まったよ、お父さんの昔話。」と、うるさがられて
感動されています。
にあるこんなお店で
こんなものを呑みながら
こんなものを食べつつ、
9月1日、娘の夏休みのおまけの日に、
昔を思い出してこんな話をしてうざがられる感動される
私でありました。
以上でございます。
あれから一年、いつまで、「ああ暑い」と言っていれば秋が来るのだろう...