還暦過ぎの750乗りだった年寄りの日記。

平成のおわりと、ほぼ時を同じくして定年を迎えました。愛機Z750Fourのこと、趣味のこと、日々の出来事や思い出話を徒然なるままに記していきます。

太宰治が見た富岳三景

 

さて、ご好評をいただいております、過去記事の焼き直し第二弾です

(誰が好評してるんだよ!...って話は置いといて)。

以下、去年の今頃ダイアリーに書いた記事のコピペでございます

(一部加筆訂正あり)。

 

立秋は過ぎても、涼しくなりませんね。

私は、梗塞の再発を恐れて、バイクには半月以上乗っていません。

脳梗塞は、暑い夏の方が発症率は高いそうです。

なので、ウチの中にしかネタがない。

 

それで、タイトル通り、昔撮影した富士山の写真など。

 

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御坂峠の天下茶屋からの河口湖と富士山(35㎜)

太宰治が富岳百景執筆のために滞在した、山梨県の御坂峠にある天下茶屋から望む

富士山です(太宰は二階、この写真は道路際から、という違いはありますが)

 

 

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天下茶屋から望む富士山(200㎜)

同じ位置からズームレンズで撮ってみました。 

写真を撮ったのは、何十年も前の5月の連休です。

積もった雪も融け始めたころです。

フレームの下にXJ400Dがいたのは今でも覚えています。

 

季節は違いますが、太宰はこのような場所から富士を望みつつ執筆していたのでしょう。

 

三枚目の写真は、甲府の町から撮ったものです。

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甲府の町から見た富士山

山の向こうに、わずかに頂上が見えます。

「なんだ。甲府の町からも富士山が見えるじゃあないか。馬鹿にしていやがる」

って太宰が言った、まさにその季節(晩秋)の富士です。

 

いかがでしたか、富岳三景。

すこしでも山の冷気を感じていただけましたか(甲府盆地は灼熱地獄ですが)。

残暑厳しき折、くれぐれもご自愛ください。

 

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